日本、アジアの民の生活の魅力、うつくしさを紐解き、世界へ発信したい。様々な異文化と交差できるように。


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花の影をすくいあげること

「茶 水 花 影」

というブログタイトルに変更したのには、理由がふたつあって、


ひとつは、

酒井抱一という人が詠んだ「茶の水に 花の影くめ 渡し守」

にとても惹かれていること。


川面に映る桜の花の影があまりにもうつくしいから、
お茶を点てる水を汲むのに一緒にすくいあげてしまいたいくらい。
きっと甘くておいしいお茶になるだろう。

俳人の心意気、粋な洒落、そして、

おもてなしのあたたかい心 を感じる句。


現代に生きる私たちでも、大事にしたい要素がぎゅっと詰まっている
お手本のような言葉。




ふたつめは、

昨年、ベトナムを一人旅した際に、再認識させられた漢字の美しさ。

水の都、古都 フエ の宮殿の建築内部の欄間一面には、
漢字で綴られた数えきれない程の詩がびっしり。深紅に金の文字が映える。

中には日本語にはない分からない字もあり、発音も全く分からなかったけれども、

水、華、光、春、風、薫 など

自然を愛で称える内容であることは、手に取るようにわかり、

漢字が織り成すうつくしさに、ただただ感動するばかりだった。


ベトナムの人々の優しさ、
自然と仲良く共存する彼らの生活に触れながら、

このような素晴らしい詩(うた)を、漢字 という共通文字によって
彼らと共に分かち合えることに喜びを感じ、

自分も同じアジアの民であることを、心の底から誇らしく嬉しく思った。


残念ながら、近代のベトナム、韓国でもそうだが、
各国独自の言葉を進める政策により、漢字が読める人は消滅しかけているが、

漢字でしか伝わらない文化美があること、それを守り伝えてゆくことが、

現代のアジアの若者、私たちの役目のひとつでもある気がした。


その時感じた想いも込めて、茶 水 花 影 。
# by yuccadue | 2011-09-29 02:20

茶-間-世界へ

お茶を軸に活動してゆくことに決めました。


茶の湯を通して、日本文化とアジアの民の生活のうつくしさを

世界の一人でも多くの人につたえてゆけたら、と思います。


堅苦しい、敷居の高い茶道ではなく、

だれもが生活の延長線上でおいしいgreen teaを楽しむことができますよう。


お茶を通して、たくさんの笑顔や文化が繋がるとうれしい。



2011年9月 吉日
# by yuccadue | 2011-09-26 14:17

東京の楽しみ方

晴れの日の昼下がり
改装後初めて根津美術館へ行ってきました
ものごころついた頃には、改装で閉鎖されていた場所だったので、
なんだか秘密の花園へ行く心構えでむかいました

庭園をこんなにも楽しく感じられたのは初体験
トウキョウの空、こんなにも広く青いんだー

私の身体に、じわりじわりと新緑と木蓮、桜のパワーがしみこんできてくれる感じ

建築は、光の採りこみ方がおもしろいです

展示の量が、絶妙!膨大すぎないの
ものすごく見ごたえがあるものをゆったり鑑賞できて、素晴らしい"おもてなし"と思いました
博物館だと長い陳列に疲れ果ててしまうけれど

今やっている香合の展示、あらゆる種類を一度に見せてくれて、とっても面白い


渋谷から5分でこんな非日常に気持ちよくトリップできるなんて、
わたしたち都民は最高に恵まれていると思います
# by yuccadue | 2010-03-22 00:58

助言 by スーザン・ソンタグ

若い読者へのアドバイス
 (これは、ずっと自分自身に言い聞かせているアドバイスでもある)

 人の生き方はその人の心の傾注(アテンション)がいかに形成され、また歪められてきたかの軌跡です。注意力(アテンション)の形成は教育の、また文化そのもののまごうかたなきあらわれです。人はつねに成長します。注意力を増大させ高めるものは、人が異質なものごとに対して示す礼節です。新しい刺激を受けとめること、挑戦を受けることに一生懸命になってください。

 検閲を警戒すること。しかし忘れないこと――社会においても個々人の生活においてももっとも強力で深層にひそむ検閲は、自己検閲です。

 本をたくさん読んでください。本には何か大きなもの、歓喜を呼び起こすもの、あるいは自分を深めてくれるものが詰まっています。その期待を持続すること。二度読む価値のない本は、読む価値はありません(ちなみに、これは映画についても言えることです。)

 言語のスラム街に沈み込まないよう気をつけること。
 言葉が指し示す具体的な、生きられた現実を想像するよう努力してください。たとえば、『戦争』というような言葉。

 自分自身について、あるいは自分が欲すること、必要とすること、失望していることについて考えるのは、なるべくしないこと。自分についてはまったく、または、少なくとももてる時間のうち半分は、考えないこと。

 動き回ってください。旅をすること。しばらくのあいだ、よその国に住むこと。けっして旅することをやめないこと。もしはるか遠くまで行くことができないなら、その場合は、自分自身を脱却できる場所により深く入り込んでいくこと。時間は消えていくものだとしても、場所はいつでもそこにあります。場所が時間の埋めあわせをしてくれます。たとえば、庭は、過去はもはや重荷ではないという感情を呼び覚ましてくれます。

 この社会では商業が支配的な活動に、金儲けが支配的な基準になっています。商業に対抗する、あるいは商業を意に介さない思想と実践的な行動のための場所を維持するようにしてください。みずから欲するなら、私たちひとりひとりは、小さなかたちではあれ、この社会の浅薄で心が欠如したものごとに対して拮抗する力になることができます。

 暴力を嫌悪すること。国家の虚飾と自己愛を嫌悪すること。
 少なくとも一日一回は、もし自分が、旅券をもたず、冷蔵庫と電話のある住居をもたないでこの地球上に生き、飛行機に一度も乗ったことのない、膨大で圧倒的な数の人々の一員だったら、と想像してみてください。
 自国の政府のあらゆる主張にきわめて懐疑的であるべきです。ほかの諸国の政府に対しても、同じように懐疑的であること。
 恐れないことは難しいことです。ならば、いまよりは恐れを軽減すること。
 自分の感情を押し殺すためでないかぎりは、おおいに笑うのは良いことです。
 他者に庇護されたり、見下されたりする、そういう関係を許してはなりません――女性の場合は、いまも今後も一生をつうじてそういうことがあり得ます。屈辱をはねのけること。卑劣な男は叱りつけてやりなさい。

 傾注すること。注意をむける、それがすべての核心です。眼前にあることをできるかぎり自分のなかに取り込むこと。そして、自分に課された何らかの義務のしんどさに負け、みずからの生を狭めてはなりません。
 傾注は生命力です。それはあなたと他者とをつなぐものです。それはあなたを生き生きとさせます。いつまでも生き生きとしていてください。
 良心の領界を守ってください……。

2004年2月
スーザン=ソンタグ


スーザン・ソンタグとの出会いは、
美術館の設計のために芸術について調べていたとき、とある本にあった彼女の一言。
「ボスニア紛争のさなかで、現地の人に、”何か私にできることはないか”と尋ねました。私は、看護婦でも食料調達でも何でもやるつもりでした。彼らは、"シアターをつくってほしい"と言ってきました。"この極限状態の中で生きるには、ぼくたちには芸術が必要だ"と。」
この言葉がずっとずっと気になっていて、ようやく最近ソンタグの著書を読み始めたところ。
# by yuccadue | 2010-03-11 00:35

リズムとスピード

ふっ 
と気づいたら
最近、一瞬、現代社会のハイテンポなスピードとリズムの
サイクルの渦にはまっていました  ぎょぎょっ


月の満ち欠け とか 粉雪の舞とか
イタリアの田舎のおばあちゃんのお散歩とか

ふわり ほわぁっと したリズム感覚をもちあわせ、
ほんとうに心地よいスピードで
日々を奏でてゆきたいです
# by yuccadue | 2010-02-05 00:34